2010年3月5日金曜日

長期優良住宅


住宅を「造っては壊す」から「長持ちさせる」時代へと長寿命化への取り組みが始まっています。
長持ちする住宅は、長ーい目で見ると経済的には建設回数が減るので住居費の負担が減りますし、資産価値は高まります。また、建設回数が減ることで環境への負荷も減るエコな住まいなんですネ。

そこで住宅を長持ちさせるには、長期的な視点に立って良質な住宅に性能(耐震性・省エネルギー性・維持管理性・更新の容易性など)を上げる必要があります。その手段のひとつとして新築建物には「長期優良住宅」があります。

この仕様の住宅を普及させるため、政府では補助金(100万円)を出したり、ローンの金利を大幅に下げたり(20年間▲1.0%~▲0.3%)、税制優遇(ローン控除を2割り増しし、固定資産税を5年間引き下げ)しています。 要はお得にしています。

この「長期優良住宅」仕様は、設計段階から既存の一般住宅とは異なり、構造的には床の剛性を新たに補強・検証したり、エネルギー損失を計算して断熱補強したりしますし、施工段階でも構造補強や断熱・気密の方法が異なります。20年後を見越して、配管の取り替えを考えた施工もしています。 (結構、大変なんですヨ・・・) (^_^;)

そんな「長期優良住宅」も既に2軒をお引き渡しし、お客様にはこの冬、「暖かいなー」と快適にお過ごしいただいています。(我慢しない省エネ且つエコですから)

更に、1軒のお客様と弊社の新モデルハウスもこの仕様で認定され、昨日、上図の通知が普及支援室から届きました。

この制度は「木のいえ長期優良住宅普及促進事業」と名前を変えて来年度は継続予定ですので、お住まいの新築を検討されている方には引き続き朗報ですネ。(^_^)v

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